マイクロソフトがSurface Proデバイス向けのアクセサリーに、新色となる「Aqua」を追加することを発表しました。対応アクセサリを見ていきましょう。
この記事の内容
新色対応はType Cover、Surface Pen、Surface Arc Mouseの3種類
今回新色となるアクアモデルを出すのは、以下の3種類のアクセサリとなります。
- Surface Pro Signature Type Cover (タイプカバーキーボード)
- Surface Pen (サーフィスペン)
- Surface Arc Mouse (サーフィスアークマウス)
タイプカバーキーボードとマウスについてはプラチナ、コバルトブルー、バーガンディの3色で、ペンはそれにブラックを加えた4色で既に展開されています。
今回それに新色のアクアが追加されることになります。
今回発売される新色にはハードウェア的な違いは無く、単純に色のみが異なります。そのため、旧型のSurface Pro 4やSurface Pro 3でも使用可能となります。
タイプカバーに関する注意点
ちなみに少しややこしいですが、現在日本で販売されている2017年モデルのSurface Pro向けタイプカバーは、Signatureモデルという、表面にアルカンターラ素材を採用したプレミアムタイプしか販売されていません。
通常版の2017年モデルSurface Pro向けタイプカバーも近日発売予定となっています。
Signatureモデルについては以下でレビューしていますので、よろしければ参考にして見てください。
新色発売の背景
Windows Blogsにて新色発売の背景が語られています。
クリエイターのために開発を開始したSurface
Surfaceは当初からクリエイター向けに、より多くのことがクリエイティブに、効率的にできるようなデバイスを目指して開発されてきました。思いついたアイデアをそのまま形にできるような、そんなデバイスを目指しています。
その一方でWindowsやOffice、その他のアプリなどを快適に行えることも目指しており、デザインとテクノロジーが交わる核となる存在となれることを期待しています。
身近に感じてもらうための努力
これらのことを実現するために、持ち運んだりカバンから出したりするだけでも、自慢したくなるような、かつ満足感が高まることを目指してデザインされています。
テクノロジーをより身近に感じてもらうため、素材やスタイル、色にも気を使って開発が行われていて、好きな服を着たり、家をアクセサリーで飾ったりするような感覚で、身近に感じてもらおうと努力しています。
Marimekko(マリメッコ)とのコラボレーション
フィンランドのアパレル企業、マリメッコとのコラボレーションもその手段のうちのひとつです。
マイクロソフトは彼らと協力することで、例えばSurface Pro用のスキンシールを公式に販売しています。
これらの左の列にあるUNIKKOとKAVIOというデザインは、マリメッコが1960年代にデザインしたもので、今現在にわたって使われ続けているものです。
右の列のSiirtolapuutarha、Räsymattoというデザインも直近10年ほどでデザインされたものですが、現代デザインの代表作として支持されているものです。
ちなみにスキンシールだけでなくスリーブケースも販売しています。
どのデザインも非常に有名なものなので、どこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。
このように、生活に溢れるデザインを取り入れることで、Surfaceを生活の一部に自然に取り入れてもらえることを目指しています。
重要なカラーバリエーションと素材選択
色には色々な効果がありますが、マイクロソフトは彼らが考えること、提供したいことを感情的に伝えるための重要な一つと捉えていて、カラーバリエーションや素材の選択に細心の注意を払っています。
その中で産まれた新色アクアは、より柔らかく親しみやすい存在を目指したもののようです。
タイプカバーのアルカンターラ素材の豊かさや、ペンやマウスの金属素材の光沢や深みに合う色を、幾多ものプロセスを経て決定された色、それが今回のアクアとなっているようです。
価格と発売日
アメリカでの発売日は2017年10月17日となっていますが、日本での発売についてはまだ明言されていません。発表があり次第更新します。
価格はいずれのアクセサリーも現在販売されているものと同等と発表されています。それぞれの価格は以下の通りです。
Surface Pro Signature Type Cover | ¥20,952(税込) |
Surface Pen | ¥12,744 (税込) |
Surface Arc Mouse | ¥9,698 (税込) |