Surface Book 2が発売決定、新型は2タイプの大きさ、初代との違いも比較!

マイクロソフトはハイエンドノートパソコン、Surface Bookの新型となるSurface Book 2に関する発表を行いました。

大きさには2タイプあり、これまでのモデル展開とは多少異なるようです。旧型との違いを比較しながら詳しく見ていきましょう。

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ほぼ変わらない見た目、着実に進化した中身

Surface Book 2の見た目は、ほぼデザインとしては完成されていた初代Surface Bookとほぼ同じです。

SurfaceBook2Image

Surface Book 2 (出典: Microsoft)

マイクロソフトは、Surfaceブランドのデバイスのデザインを大きく変えることは今まで行っておらず、MacBookのようにひとつのブランドとして育てて行きたい意図が見て取れます。

その一方で、細かな部分には色々な改良が加えられているようです。

ヒンジがより安定したものに

ヒンジは内部デザインが見直され、画面を開いている際の画面のぐらつきをより抑えるようになり、閉じている際には片手でも開きやすくなりました。

SurfaceBook2Detached

キーボードをSurface Laptopデザインベースに

キーボードとトラックパッドは、Surface Laptopの開発で培われたものをベースとして、より使用しやすいものに進化しました。これにはディスプレイ輝度調整用のキー追加も含んでいます。

ディスプレイの素材変更と最新のSurfaceペンのサポート

ディスプレイは素材見直すことでより薄く、かつ高コントラストを実現できるものに進化しました。

また最新世代のSurfaceペンSurface Dialもサポートされています。

新型Surfaceペン

Surfaceペン

進化したオーディオ

スピーカーデザインも見直され、より少ないスペースで、よりパワフルな音を出せるように改良されました。

Skypeで最適に動作するよう改良されたフロントカメラ

フロントカメラには、Skypeで利用した際により綺麗に写るよう、改良が加えられています。

Windows Mixed Realityのサポート

Surface Book 2ではWindows Mixed Realityがサポートされています。

WindowsMr

出典: Microsoft

USB Type-Cポートに、USB Type-C to HDMIアダプターを利用してヘッドマウントディスプレイを繋ぐことで、簡単に複合現実 (AR:拡張現実とVR:仮想現実の融合したもの)の機能が利用可能です。

それではより詳しい進化点を、初代Surface Bookとも比較しながら見ていきましょう。

13.5インチと15インチの異なるサイズ展開

Surface Book 2は今回から、MacBook Proのようなサイズの異なる2モデル展開となります。サイズの違いも、MacBook Proと似たような、13.5インチと15インチという2モデルです。

SurfaceBook2Sizes

出典: Microsoft

画面サイズと解像度

13.5インチモデルは、画面が13.5インチで、解像度は3,000×2,000 (267 PPI)となり、これは初代Surface Bookと同じです。

一方の15インチモデルは、画面が15インチ、解像度が3240 X 2160 (260 PPI)。

どちらのモデルも、MacBookの13インチ(227 PPI)、15インチ(220PPI)よりも高い画素密度を実現しています。

進化したCPU世代、クアッドコアも選択可能に

初代Surface BookのCPUは、第6世代Core i5/i7プロセッサーでした。

Surface Book 2では、第7世代、及び第8世代のCore i5/i7を搭載しています。これにより、より低消費電力で高速な処理が可能となっています。

CpuImage

また、13.5インチ版のCore i7は15Wで動作しますが、15インチ版のCore i7は20Wで動作するためより高速です。

Core i7モデルでは、クアッドコア版のCore i7が採用されました。

今までのSurfaceはSurface ProやSurface Laptopを含め、CPUにはデュアルコアのオプションしか用意されておらず、本当のハイエンドPCとは言いづらい状態でした。

Surface Book 2ではクアッドコアのオプションができたことで、本格的な開発用途でも利用可能になるなケースが増えると考えられます。

進化したグラフィックスチップ

初代Surface BookのディスクリートGPU搭載モデルはNVIDIA GeForce GTX 965Mを搭載していましたが、Surface Book 2では15インチモデルでは、新世代のより高性能なNVIDIA GeForce GTX 1060にアップグレードされました。

GraphicsCard

13インチ版は以下の2種類から選択可能です。

  • Intel HD Graphics 620 統合GPU (Intel i5-7300U モデル)
  • NVIDIA GeForce GTX 1050 ディスクリートGPU 2GB GDDR5 (Intel i7-8650Uモデル)

一方の15インチ版はよりパワフルな、以下のディスクリートGPUが搭載されています。

  • NVIDIA GeForce GTX 1060 ディスクリートGPU 6GB GDDR5

外部端子にはUSB Type-Cを搭載

Surface Book 2ではついにUSB Type-C端子が搭載されました。しかしながらThunderbolt 3互換は無いため、拡張GPU (eGPU)機能はサポートされません。

その他には、電源やドックを繋ぐためのSurface Connectポート、第1世代のUSB Type-Aが2つ、SDXCカードスロット、ヘッドホンジャックが搭載されています。

SurfaceBook2Ports

出典: Microsoft

ミニディスプレイポートはUSB Type-C端子の搭載に伴い廃止となりました。

ファン搭載の有無がモデルによって異なる

Surface Book 2では、ファン搭載の有無がモデルによってことなります。具体的には以下のようになります。

  • 13.5インチ Core i5モデル:ファン無し
  • 13.5インチ Core i7モデル:タブレット部ファン無し、キーボードベースには搭載
  • 15インチ Core i7モデル:タブレット部、キーボードベースの両方に搭載

上記のように、15インチ版には2つのファンが搭載されています。これは15インチモデルのCore i7は、上記で述べたように20Wで動作するため、より熱を発するためです。

13.5インチのCore i5モデルではディスクリートGPUモデルは無いため、タブレット部とキーボードベース部のどちらにもファンがない、ファンレス設計となっています。

電源アダプターと充電方法にも変化あり

13.5インチのCore i5モデルでは39W版の電源アダプターが同梱されます。

13.5インチ及び15インチのディスクリートGPU搭Core i7モデルでは、95W版の電源アダプターとなります。

電源アダプタの大きさは物理的に違い、39W版のほうが小さく持ち運びには便利なものとなっています。

ちなみにUSB Type-Cを利用しても、十分な電力が供給されている限り充電が可能となっています。これはうれしいオプションですね。

バッテリー稼働時間が増加

新世代のCore i5/i7プロセッサを搭載したおかげで、バッテリー稼働時間も増加しました。
公式では最大17時間の動画再生が可能と謳われています。

バッテリーインディケーター

初代Surface Bookでは、Surface Book単体で12時間、キーボードベースと繋いで16時間の動画再生が可能とされていました。

より詳しい13.5インチと15インチ版の比較

それぞれのモデルについての違いや、何がCPUやGPUに選べるのかを以下にまとめました。

13.5インチ 15インチ
CPU 第7世代Core i5-7300U (デュアルコア)
第8世代Core i7-8650U (クアッドコア)
第8世代Core i7-8650U (クアッドコア)
ディスプレイ 13.5インチ PixelSenseディスプレイ 15インチ PixelSenseディスプレイ
画面解像度 3000 x 2000 (267 PPI)  3240 x 2160 (260 PPI)
メモリ 8GB RAM 1866MHz LPDDR3
16 GB RAM 1866MHz LPDDR3
16 GB RAM 1866MHz LPDDR3
オンチップGPU Intel HD Graphics 620  Intel HD Graphics 520
ディスクリートGPU Core i5: 無し
Core i7: NVIDIA GTX 1050 (2GB)
NVIDIA GTX 1060 (6GB)
ストレージ SSD(ソリッドステートデバイス):256GB、512GB、1TB
バッテリー 最大約 17 時間の動画再生が可能
無線 Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 対応
Bluetooth 4.1 ワイヤレス技術
Wi-Fi: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac 対応
Bluetooth 4.1 ワイヤレス技術
XBOX Wireless
外部端子 フルサイズ USB 3.1 Gen 1 端子 x 2
USB-C 端子 x 1
3.5mm ヘッドホン ジャック
Surface Connect ポート x 2
フルサイズ SD カード リーダー
Surface Dial のオンスクリーン/オフスクリーン操作に対応
サイズ i5: 312 mm x 232 mm x 13 mm-23 mm
i7: 312 mm x 232 mm x 15 mm-23 mm
343 mm x 251 mm x 15 mm-23 mm
重さ i5: 1,534g
i7: 1,642g
タブレット: 719g
1,905g
タブレット: 817g
各種センサー 環境光センサー
近接センサー
加速度計
ジャイロスコープ
磁力計
カメラ Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (フロント)
5.0MP フロント カメラ (1080p HD ビデオ対応)
8.0MP オートフォーカス付きリア カメラ (1080p HD ビデオ対応)
デュアル マイク
Dolby Audio Premium 搭載フロント ステレオ スピーカー
Windows Sonic for Headphones をサポート
ヘッドホン用 Dolby Atmos をサポート

発売日と価格

残念ながら15インチモデルは日本での発売はまだ発表されていません。13インチモデルに関しては、11月9日より事前予約が開始されます。

モデル展開は以下の通り。

CPU コンフィギュレーション 価格
Core i5 256 GB SSD
8 GB RAM
Intel HD Graphics 620
200,664円 (税込)
Core i7 256 GB SSD
8 GB RAM
NVIDIA GTX 1050
200,664円 (税込)
512 GB SSD
16 GB RAM
NVIDIA GTX 1050
336,774円 (税込)
1 TB SSD
16 GB RAM
NVIDIA GTX 1050
397,224円 (税込)
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