Surfaceはすぐ故障する・・・?一方のApple製品は?

アメリカのコンシュマーレポートで、故障率の高さからSurfaceデバイスが推奨品から外されてしまいました。おおSurfaceよ。外されてしまうとは情けない・・・。

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コンシューマーレポートって?

コンシュマーレポートは、アメリカの非営利組織であるコンシュマーユニオン(消費者連合組合)が刊行する雑誌のことです。

様々な製品、サービスを独自の基準でテストしたり、比較検討したりしていて、その結果をレポートとしてまとめてコンシュマーレポートとして推奨できるものなのかを掲載しています。公平性を保つために、企業からの広告収入を得ていないため紙面にも広告は無く、消費者からの信頼を得ている媒体です。

つまりあの人が言うなら間違いないから買おう、みたいな存在。

特にアメリカ経済に大きな影響を与える自動車の販売数はこのレポートに大きく左右されるほどの影響力があるため、トヨタやホンダなんかも戦々恐々としています。

Surface Proは推奨品から外れる

ではなぜお勧めしてもらえなくなったかというと、コンシューマーレポートが独自に行った調査の結果、購入から2年経過時のSurfaceデバイスが何らかの問題を抱えている確率が、業界の標準に比べて高すぎることがわかったからです。

PC故障

業界の主なメーカーと比較した時の割合は最悪で、Surfaceデバイスが購入後2年経過時に何らかの問題を抱えている確率は25%に上るとのこと。もし長く使いたいのであれば、他メーカーの製品を購入することが推奨されています。

Microsoft側は反論

一方、Microsoft側は以下のように反論しています。

Surfaceデバイスは世代が変わるたびに、パフォーマンスと信頼性の点において革新を続けてきた。Surfaceの返品率、およびサポート対応数は業界の標準的な範囲に収まっているものである。私たちは全てのSurfaceデバイスを通じて、最高のSurface体験を消費者に提供することを確約します。

つまるところ、故障率や信頼性は一般的で、業界標準から低くなければ高くもないと言いたいようですね。優れていると言わないあたりは、ちょっとかっこ悪いと見るか、逆に正直だと見るか・・・。

Apple製品の信頼性は業界トップ

一方で、MacBookの信頼性は業界トップとなっています。下のグラフは、主要なメーカーから発売されているノートパソコンが、2年経過時に故障する確率をまとめたもの。

メーカー別2年経過時故障率

あれ、東芝さん・・・?

Apple製品の故障率は10%と群を抜いて低いことがわかりますね。Microsoftは、我々は革新的なデバイスを提供し続けているとよく言っていますが、本当に革新的かどうかはさておき、そもそも故障していては意味がありません。

新しく発売されたSurface Proも、勝手に終了、再起動する問題や、タッチスクリーンの問題など、色々と問題を抱えています。こちらは実際に知り合いがタッチスクリーンの問題でデバイスを交換した際の記事ですが、カスタマーサポートもイマイチな様子・・・。

あとがき

コンシューマーレポートの推奨からは外されてしまったSurfaceデバイスですが、その後の米国のSurafceの需要は今のところ衰えてはいないようです。確かに自分も本当にいいものなら、多少の問題には目を瞑ります。

個人的にはSurface Proは気に入っていますし、多少の不具合があっても自分で何とかしようと努力はするけれど・・・、もちろん皆がそうとは限らないですよね。

せっかくいいデバイスを作っているのですから、より消費者の裾野を広げるために、信頼性やカスタマーサポートの品質向上にも力を入れてほしいところです。

参考: https://www.thurrott.com

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