マイクロソフトが10月待末にロンドンで行われる企業向けのイベント”Future Decoded 2017″でSurfaceシリーズの新モデル発表が期待されていることがわかりました。
Future Decodedってどんなイベント?
Future Decodedは企業向けのイベントで、現状のビジネス課題を解決してよりいっそう発展していくために、どのようなデジタル技術が将来利用可能になるのかを紹介するためのイベントです。
デジタル技術の革新や人工知能、クラウド関連の技術について、これらを先頭で率いている人と直接触れ合うことができるもので、デジタル技術が今後ビジネスにどのような影響を与えるのかを体感できるイベントとなっています。
ちなみに今年のイベントの主な内容は以下のような感じ。
- 産業の今と未来
- クラウドとオープンソース
- Azureサミット: デジタル技術の壁の今、あした、そして2020年
- 技術的な詳細
何が発表されるのか
まだ具体的なことは発表されていないため予想でしかないですが、具体的には以下のどれがじゃないかと予想されています。
新型Surface Book
Surface Book Laptopはキーボード側に拡張バッテリーとGPUを積んだ、ハイパフォーマンス版Surface Proのようなものです。オリジナルのSurface Bookが発売されたのが2015年なので、確かにそろそろアップデートされてもおかしくないところ。
新型Surface Hub
Surface Hubは企業向けのデバイスで、テレビ会議システムのような見てくれをしています。ディスプレイが超巨大になったSurfaceといった感じですね。Future Decodedは企業向けのイベントなので、発表を行う場としてはこちらのほうが合っていますが、一般ユーザー的にはうれしくはない発表・・・。
Surface Pro LTEモデル
こちらはすでに発表は行われていて、今秋発売予定であることが明言されているので、特にニュースではないですね。しかし常時ネットワーク接続型はよりビジネスニーズの高いものなので、何か細かな追加な説明はあるかもしれません。
ちなみに既存のSurfaceユーザーはLTE搭載モデルはあまり必要としていないということが調査によりわかっています。
ARM搭載版Surface
マイクロソフトは今年の初めに、ARMベースの常時ネットワーク接続型PCをサポートすることを発表しています。おそらくないですが、これが発表されれば結構なサプライズです。
ARMって?
ARMはCPUのアーキテクチャの一種で、現在発売されているほとんどのスマートフォンはARMベースのCPUを搭載しています。一方Surfaceや一般のPCに多く採用されているIntelやAMDのCPUは、x86と呼ばれるアーキテクチャを採用しています。
ARMベースのCPUは消費電力が少ないので、もしこれが採用されれば、よりいっそうバッテリー稼働時間が延びることが期待されています。
出典: ZDNet