Amazon Echoの購入目的は?実際にはどんな機能が利用されている?

何かと話題のスマートスピーカー、その中の一つであるAmazonが日本でも発売するAmazon Echo (アマゾンエコー)。

どういうものなのか、何かできるのかはだいたいわかったけど、他の利用者はどのように活用しているだろう?そんな疑問を解決するため、実際の利用のされ方について調べて見ました。

AmazonEchoQuestion

なおこちらの情報は、既にアマゾンエコーが発売されているアメリカで行われた調査をもとにしています。

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スマートスピーカーの最大の売りはハンズフリー

アマゾンエコーなどに代表されるスマートスピーカーの売りは、全てがハンズフリーで解決することです。

そのためアマゾンエコーには、声で操作が可能な、生活を便利にする色々な機能が搭載されています。

アマゾンエコーのバックエンドとなっている音声アシスタントAlexaのAIは非常に優秀なので、実際に役に立つ機能が満載なのです。

Amazon自身も買い物に利用されることはそれほど期待していない

アマゾンエコーはAmazonが販売しているので、Amazonで買い物に利用されることを期待しているのかと思ってしまいますが、実際はそうではないようです。

というのもAmazonのCEOであるジェフ・ベゾス自身も、オンラインショッピングは依然として画面上でおこなれるのがメインであり、声だけで買い物を完結させるためには解決しなければならない課題があると認識しているためです。

JeffBezos

ジェフ・ベゾス (出典: flickr by Steve Jurvetson)

そのため、まずはアマゾンエコーを通じて、声を利用したシンプルな機能を提供することに注力しているようです。

アマゾンエコーを通じて実際に利用された機能

それでは実際に利用されている機能について見て行きましょう。

下の図は、アマゾンエコーを購入した人が、少なくとも1回はアマゾンエコーを使って利用したことがある機能の一覧です。

HowPeopleUseAmazonEcho

Statista上の180名を対象に得られた、アマゾンエコーで利用された機能一覧

それぞれ詳しく見て行きましょう。

タイマーをセット

タイマーのセットが最も利用された機能となっています。

「Alexa、〇分のタイマーを設定して」とお願いするだけでいいため、料理中などには特に重宝しそうな機能であることから、最も利用されているようです。

音楽を再生

スマートスピーカーの最大の売りと言っても過言ではない音楽再生が第2位となりました。

ニュースの読み上げ

ここからは、トップ2からはすこし利用率は下がって60%台となります。

こちらもよく利用しそうなニュースの読み上げ機能が第3位。

忙しい朝の時間などにニュースの読み上げをお願いすれば、準備をしながらニュースのヘッドライン情報を手に入れることができます。

アラームの設定

指定時刻にアラームを鳴らしてもらう機能です。特定の時間にしなければならないことがある場合、気楽に設定できると便利な機能ですね。

現在時刻の確認

現在時刻を教えてもらう機能です。これはべつに時計を見ればいいような・・・。

ジョークを言ってもらう

こちらは少し毛色の違う機能ですね。何か面白いジョークを言ってとお願いすると、Alexaが色々なことを言ってくれます。

一見使わなそうな機能ですが、実際の利用者に聞いて見ると案外利用している人が多いんです。特に子供には人気みたい。

スマートライトの制御

ここからはさらに利用率は下がって40%台となります。

スマートライトの制御は、スマート家電のセットアップの第一歩とも言えるほど身近なものかもしれません。例えばリビングの電気をつけてなどどお願いすれば、電気をつけてくれます。

スマートライトの代表的な存在としてはフィリップスのHueなどがあります。

商品をショッピングリストに追加

こちらは商品をショッピングリストに追加しておいてもらうというだけの機能です。

気になった商品があった時にとりあえずリストへの追加だけお願いしておき、あとで購入を考えるといった利用方法になります。

有料音楽サービスの再生

ここからは更に少し利用率が下がり、購入者の約3割が利用した機能となります。

こちらは有料音楽サービスを利用した音楽再生機能です。もちろん代表としてはAmazon Prime Musicなどですね。

スマートスピーカーでの音楽再生は、こういった有料サービスを利用してこそ真価が発揮されます。

これは自分で音楽再生を行うのとはちがい、特定のジャンルの曲をかけて、こんな感じの曲をかけて、〇〇の曲をかけて、今流行っているをかけて、などど様々なパターンでお願いができるためです。

渋滞情報の確認

オフィスまでかかる予測時間などを教えてくれる、渋滞情報の確認機能です。特に朝は忙しいので、準備をしながら教えてくれると助かりますね。

日本の場合だと、この機能は電車の遅延情報の確認にあたるでしょう。

ToDoリストの確認

やることリスト、ToDoの確認機能です。いろいろしなければいけないことがたまると、ついつい色々なことを忘れがち。

思いついた時に登録をお願いし、何かやり残していることはないか確認することで、手間なく忘れがちな作業を完了させることができます。

Amazon Primeを利用して買い物

アマゾンエコーの利点の一つである、Amazon Primeを利用した買い物が最後につけています。買い物に利用するユーザーが大多数というわけではなさそうですね。

しかしAmazon.comでは、Amazonエコーデバイスから注文された場合のみに有効となるような割引も行われています。

あとがき

いかがでしたか?実際に他の人がどのように利用しているのかを理解することで、自分がどのように利用するのかイメージが多少つきやすくなったのではないでしょうか。

Amazonでの買い物にそれほど重きを置いていないというのは、少し以外だったかもしれませんね。

Amazonは画面のついた、より買い物がしやすくなりそうなAmazon Echo Showなども販売しており、このあたりについてはまだ試行錯誤の段階なのかもしれません。

AmazonEchoShow

Amazon Echo Show (出典: Amazon.com)

アマゾンエコーで何ができるのかをより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にして見てください。

最近話題の人工知能やスマートスピーカー、そのひとつにAmazonが発売しているAmazonエコーシリーズがあります。 Amazon エコーって何?、AIアシスタントのAlexaって?そもそも何が...

なお、当サイトではその他にも色々なAmazon Echoの情報をまとめています。以下の記事から関連記事をたどれるので、ぜひ参考にしてください。

Amazonが送り出すスマートスピーカー、それがAmazon Echoシリーズ。当サイトではアマゾンエコーに関する色々な情報をまとめています。 関連する記事について以下で詳しく解説し...

出典: BUSINESS INSIDER

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