ホテル用にWi-Fiルーター (バッファロー WMR-433W)を買ってみた

つい先日ホテルに泊まった際、あまりにもホテルの無線環境が悪く速度が出ないため、急遽ポータブルWi-Fiルータを購入しました。購入したのはバッファロー社製のWMR-433W。色はピンクゴールドといういかにもAppleを意識した感じのもの。

ピンクなモバイルWi-Fiルーター

私は説明書の類は速攻で捨ててしまうので、備忘録をかねてレビューしたいと思います。

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簡単な仕様

  • IEEE 802.11 11ac/11n/11a/11g/11bに対応
  • 周波数は2.4GHz、5GHzの両対応 (物理スイッチで切り替え)
  • 100 BASE-TX / 10 BASE-T 兼用端子(AUTO-MDIX)
  • 重さ: 19g

5GHzに対応しているのは大きな利点です。ホテルのような環境では2.4GHz帯は混雑していることが多いので、5GHzで使用したほうが通信の信頼性及び速度の向上が期待できます。

ギガビットイーサに対応していないのが残念ですが、どうせたいして速くないホテルの回線でしかつかうことはないので目を瞑ります。

筐体にあるボタンは周波数帯の切り替えスイッチ及びWPSボタンのみと非常にシンプル(背面に工場出荷状態に戻すためのリセットボタン有り)。迷うことはほぼないでしょう。

シンプルなボタン類

電源はマイクロUSBケーブルをさせば勝手に入ります。切るときはケーブルを抜くだけです。

行なったセットアップ

  1. 電源を入れる前にLanポートにEthernetケーブルをつなぐ
  2. 電源をいれる (マイクロUSBケーブルを繋いで、マイクロUSBケーブル自体を電源アダプタに繋ぐ)
  3. 同梱されていた白いカードに記載されているSSIDに、記載されている暗号化キーを利用して接続

必要なことはこれだけです、非常にシンプルですね。この状態で既にこのルーターに接続したスマートフォンなどのデバイスからインターネットに接続できるようになっているはずです。ちなみに同梱されている白いカードに記載されている情報は、全て本体裏面にも記載されているため速攻で廃棄(カードには大切に保管くださいと書いてありましたが・・・)。

裏面記載の出荷時の情報

追加の設定

私はデフォルトの設定のまま利用するのはいやなので(SSIDからどんな端末か想像はつきますし、他の同一デバイスに異なる初期暗号化キーが割り当てられているのかも不明なため)、上記に加え、以下の設定を行いました。

  1. ブラウザを開き192.169.13.1にアクセスし管理画面にログイン(ログイン情報には本体裏面に記載のユーザー名とパスワードを使用)
  2. SSIDを変更
  3. 暗号化キーを変更

ひとつはまったのは、1番にあるIPアドレス。説明書には192.168.13.1にアクセスするように書いてありますが、実際には192.169.13.1でした。おそらく、たまたまホテルのネットワークがルーターに割り振ったアドレスが192.168.*.*だったため、ルーター側で自動でローカルネットワークアドレスを192.169.13.0/24に変更したのだと思います (この挙動は説明書にはない)。説明書で電源を入れるまえにケーブルを繋ぐように指示しているのはこのためだと思われます。

ちなみにローカルネットワークのアドレスレンジは変更できないようでした。ごく限られた環境でしか使用しないのでこれも特に大きな問題ではありません。

あとがき

無事にセットアップを終え実際に使用してみたところ、快適にインターネットを使用することができるようになりました。非常に軽いですし持っていかなければならないものもほとんどないため、これからいつも携帯しておくことになりそうです。

ホテルによっては有線接続は無料でもWi-Fiは有料というところもまだあったりするので、似たような類のものをひとつもっておけばいつか役に立つと思います。

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