意外と傷つきやすいiPhone Xの液晶画面、きっちりスクリーンプロテクターで保護しておくのがオススメ。今回は私が実際に購入した、Spigen製のiPhone X用液晶保護フィルムGLAS.tR SLIMをご紹介します。
この記事の内容
Spigen(シュピゲン)とは
Spigenはアメリカ・カリフォルニア州の企業で、主にスマートフォン向けのアクセサリを製造、販売している企業です。
創立は2004年と、スマートフォンアクセサリ関連のビジネスを行う企業としては歴史のある企業です。
特にスマートフォンケースや液晶保護フィルムの種類や高品質さに定評があります。また、ガラスフィルム製液晶保護フィルム販売の先駆け的存在でもあります。
筆者は歴代iPhoneのケースや保護フィルムの多くに、Spigen製のものを利用してきました。今まで何度も落下させてきましたが、本体や画面に傷がついたようなことはほとんど無いため、Spigenには絶大の信頼を寄せています。
ガラスフィルムと普通の液晶保護フィルムの違いは?
スマートフォンのスクリーンプロテクターの素材には、大きく分けてポリエステル素材のPET(ポリエチレンテレフタレート)をもとにした液晶保護フィルムと、ガラスを基本素材としたガラスフィルムの2種類あります。
特徴を以下にまとめました。
液晶保護フィルム | ガラスフィルム | |
フィルムの硬さ | 柔らかい | 硬い (多少は曲がるが、割れることもある) |
フィルムの厚さ | 薄い | 厚め |
ケースとの干渉 | ほぼない | 厚さによる干渉に注意が必要 |
傷の付きやすさ | 付きやすい | 付きにくい |
フィルムの貼りやすさ | 気泡が入りやすく難しい | 硬いため気泡が入りにくいため容易 |
価格 | 安め | 高め |
オススメはガラスフィルム、エッジ加工には注意
個人的なオススメはガラスフィルムです。表面の硬度が高いため、傷がつきやすいのが大きなメリット。
貼りやすさももう一つのメリット。普通の液晶保護フィルムは素人が貼り付けようとすると、素材が柔らかいことからどうしても気泡が入り込んでしまいます。ガラスフィルムは貼り付ける際に画面にそっと乗せれば、自然と張り付いて気泡もほぼできません。
ですがガラスフィルムは厚みがあるため、ケースとの干渉には注意が必要です。また、厚みがあることから、フィルムの端の段差を指で感じやすくなってしまいます。
そのため段差を感じにくいようにするため、エッジに曲面加工が行われたフィルムが存在しています。これらは2.5Dラウンドエッジ加工や3Dラウンドエッジ加工と呼ばれたりします。
3Dラウンドエッジ加工はより本体の端までフィルムの大きさを伸ばすことで、フィルムと本体の段差をほぼ感じさせないタイプですが、ケースと干渉する可能性が高くなるデメリットもあります。
Spigen GLAS.tR SLIM For iPhone X
筆者はすでに付けたいケースが決まっていたので、なるべく干渉しにくい、かつ傷がつきにくく貼りやすいガラスフィルムを探していました。
特にSpigenに絞っていたわけではありませんが、信頼度からも結局今回購入したGLAS.tR SLIM For iPhone Xを最終的に選択しました。
Spigen GLAS.tシリーズはガラスフィルムの先駆け的存在でもあり、2012年のiPhone4S用に初めてのバージョンが発売されて以降、累計販売数95万個を超えるヒット商品でもあります。
表面が非常に滑らかで、ケース干渉の心配も無し
Spigenのガラスフィルムの多くは意図的に若干本体よりも小さめに作られていて、ケースとの干渉を避けるようにできています。そのため色々なケースを付ける際の相性の心配がありません。
フィルムの硬度は9H以上で、カッターナイフでも傷をつけるのは困難です。実際に使用済のフィルムで試したことがありますが、意図的にめちゃくちゃなことをしない限り、簡単には傷は付きませんでした。
また、オレオフォビックコーティング加工と呼ばれる独自の撥油コーティングが施されており、汚れがつきにくく、かつ表面の指触りも非常に滑らかです。
公式では「iPhone本体の液晶を超える、滑らかな触り心地」を謳っていますが、誇大表現ではないぐらいのレベルにはなっていると思います。実際に使用していて、汚れも非常に付きにくいです。
エッジ部分にはもちろん曲面加工が施されているため、段差部分も滑らかで剥がれにくいようになっています。
貼り付けもとても簡単
パッケージに同梱されているものは、フィルム本体と、貼り付け前の本体清掃用のウェットクリーナー、クロス、ほこり取りシールといったごく一般的なものです。
フィルムには、フィルムを貼り付けやすいように「つまみ」が付いています。このつまみ部分を持ちながら画面の上にそっと乗せるだけで装着できるのがウリです。
実際に装着する際には、つまみを強く引っ張りすぎて装着前に剥がしてしまわないように気をつけてください。
実際に上にあったiPhone Xに貼り付け後の画像を見てもらえるとわかると思いますが、気泡は一切なく簡単に貼ることができました。貼り付けた際に端の方に少しだけ空気が残っていましたが、軽く上から押さえるだけで抜けていきました。
フロントカメラ部分は切り欠き状になっているため、それをガイドに貼ると貼りやすいです。
まとめ
iPhone6でもSpigenのGLAS.tシリーズのガラスフィルムを利用していましたが、2年以上利用しても目立った傷もなく、汚れにくい非常に良いフィルムでした。
今の所iPhone X向けのものでもそれらに変わりは見られません。価格も1,000円ちょっとなので、変な安物を買って後々付け直すハメになるぐらいなら、最初から少しだけ良い信頼の置けるものを買ってみるのも良いのではないでしょうか。
- ケースと干渉する心配が少ない
- エッジが曲面加工されていて滑らか
- 表面が滑らかで指触りが良く、汚れも付きにくい
- 耐久性が高く傷がつきにくい